当社は、親会社である片倉工業株式会社の衣料品事業を、2023年5月1日をもって譲受することについて、同社と合意しましたので、以下のとおりお知らせいたします。
1. 事業譲受の理由
片倉グループでは、当社において、GMS・専門店・通販・卸向けの肌着などを展開し、親会社の衣料品事業において、大手GMS向けのプライベートブランド肌着の製造・販売や自社ブランド品の肌着などを展開しております。
近年、肌着市場においては、アパレル業界全般に亘る構造的不況や、人件費の高騰などによる生産コストの上昇に加え、急速な円安進行の影響による仕入原価の増加等により、事業環境は一層厳しいものとなっております。
このような事業環境の中、実用衣料事業における両社の知見・ノウハウを集約し、お客様ニーズに応える商品開発を促進するとともに、組織統合により一層の効率化を図ることが、当該事業の持続的な成長・拡大に繋がるものと判断し、片倉工業の衣料品事業を、当社が譲受することといたしました。
これにより、グループ内で一層の経営効率化を図るとともに、実用衣料事業における両社の強みを組み合わせることで、更なる企業価値向上を図って参ります。
2. 事業譲受の概要等
- 譲受事業の内容、経営成績
片倉工業株式会社の衣料品事業(売上高629百万円[21/12月期]) - 相手先の概要
- 会社名 片倉工業株式会社
- 代表者 代表取締役社長 上甲 亮祐
- 当社との関係 当社株式を100%保有する親会社
- 事業譲受日(予定)
2023年5月1日
以上
※片倉工業のリリースは以下のリンクをご参照ください。
https://www.katakura.co.jp/upload/docs/n230126.pdf